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ButterCMSとAstro

ButterCMSは、プロジェクトで利用できる構造化されたコンテンツを公開可能なヘッドCMSとブログエンジンです。

このセクションでは、ButterCMS SDKを使ってデータをAstroプロジェクトに取り込む方法を解説します。

始めるには以下の手順に従ってください。

  1. Astroプロジェクト - もしAstroプロジェクトをまだ持っていない場合は、自動CLIでAstroをインストールを見ると、すぐに使い始めることができます。

  2. ButterCMSアカウント - もしアカウントを持っていない場合は、無料トライアルとして登録できます。

  3. ButterCMS APIトークン - SettingsページからAPIトークンを見つけることができます。

  1. .envファイルをプロジェクトのルートディレクトリに作成し、環境変数にAPIトークンを追加します。

    .env
    BUTTER_TOKEN=APIトークンをここに記載
  2. ButterCMS SDKを依存関係としてインストールします。

    Terminal window
    npm install buttercms
  3. プロジェクトにsrc/lib/を作り、そこへbutter.cms.jsを作成します。

    src/lib/buttercms.js
    import Butter from "buttercms";
    export const butterClient = Butter(import.meta.env.BUTTER_TOKEN);

これは、APIトークンを使用してSDKの認証を行い、プロジェクト全体で利用するためにエクスポートします。

コンテンツを取得するために、このクライアントをインポートして、その中のretrieve関数を使用します。

このサンプルでは、ショートテキストのnameと数字のprice、そしてWYSIWYGのdescriptionの3フィールドを持つコレクションを取得します。

src/pages/ShopItem.astro
---
import { butterClient } from "../lib/buttercms";
const response = await butterClient.content.retrieve(["shopitem"]);
interface ShopItem {
name: string,
price: number,
description: string,
}
const items = response.data.data.shopitem as ShopItem[];
---
<body>
{items.map(item => <div>
<h2>{item.name} - ${item.price}</h2>
<p set:html={item.description}></p>
</div>)}
</body>

インターフェイスはフィールドタイプを反映しています。WYSIWYGのdescriptionフィールドはHTML文字列としてロードされ、set:htmlを使い描画します。

同様にページを取得してフィールドを表示できます。

src/pages/ShopItem.astro
---
import { butterClient } from "../lib/buttercms";
const response = await butterClient.page.retrieve("*", "simple-page");
const pageData = response.data.data;
interface Fields {
seo_title: string,
headline: string,
hero_image: string,
}
const fields = pageData.fields as Fields;
---
<html>
<title>{fields.seo_title}</title>
<body>
<h1>{fields.headline}</h1>
<img src={fields.hero_image} />
</body>
</html>
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